せっかくアルコール消毒をしたのに効果が少ない!?
最近は新型コロナウイルスの蔓延を抑えるためにスーパーなどの不特定多数の人が集まる場所では手指消毒を習慣付けているところも少なくありません。
今回はあまり知られていないアルコール消毒についてのご説明お伝えできればと思います。
アルコール消毒液を手にかけた後、早く乾かそうとしてこすり続けたり、すでに乾いた手をさらにこすり続けていませんか?
産業医科大学では以下の研究を行ったようです。
アルコール液手指全体に強く擦り込んだケース、乾燥するまで緩く全面に塗り広げたケース、擦り込まず自然乾燥したケース、それぞれをの手指の菌数の総量を比較検討しました。
研究結果は以下の結果になりました。
乾燥するまで緩く全面に塗り広げたケース:細菌の量 -95.3%
擦り込まず自然乾燥したケース:細菌の量 -88.7%
アルコール液手指全体に強く擦り込んだケース:細菌の量 +175%
その結果、擦り込まず自然乾燥した場合、乾燥するまで緩く全面に塗り広げた場合は手指上の細菌の数を大幅に減らすことができましたが、逆に強く消毒液を手に擦り込んだ場合は菌数が増えてしまうようです。強く消毒液を擦りすぎると手にいる常在菌が浮き上がって手指の菌が増えてしまうようです。
消毒液を使う際に非常に重要になってくることが”塗り広げる”という作業です。さらに「乾燥後はこすらないことが非常に大事になってきます。この作業は消毒作業でも同様のことがいえます。われわれはただ噴霧するだけではなく専用のワイパーを使い消毒液を延ばす作業を徹底しています。場所によってはクロスのめくれ、破損の原因になってしまうため作業は慎重に行います。作業場所の原状復帰をはじめ、消毒作業によって壁面、床の破損の可能性を考慮して作業させていただきます。床、壁等、場所に応じて消毒液を使い分けて作業させていただきます。
昨今では多くの消毒業者がサービスを展開しています。株式会社ファーストクリーニング『コロナバスターズ』はコロナウイルス問題以前から消毒消臭作業を展開しており、現在は官公庁からも県が運営する施設の消毒業者として指定され、確かな実績を基に作業させていただいております。早期消毒希望の方や、消毒等にご質問ありましたらいつでも対応させていただきます。
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